湯の印象 B 秘境度  3
  『太平洋にほえろ』
   四国の南西の突端の足摺岬は270度が太平洋の水平線。地球の丸みを体感できる観光地である。最近は各旅館やホテルで足並み揃えて「あしずり温泉郷」として売り出し中である。その中でこの温泉を選んだ価値はなんといってもそのダイナミックな露天に尽きる。
   フロントロビーで料金を支払ってから屋外廊下を少し歩いて階段を下りた先が大浴場である。元来がリゾート観光ホテルの大浴場なので更衣室も内湯もそりなりに広々としているし、その奥の露天風呂も5、6人はまとめて入浴できる大きさ。前面は180度太平洋そのまんま。どうせなら日中に人のいない曜日と時間帯を見計らって訪れるべきである。できれば女湯にも人のいないことを確認して・・・というのは逮捕される可能性があるので少し難しいが・・・そのへんは気配で察知して、湯船で体が温まったらフル○ンで太平洋に向かって叫べ。ベタに「海の馬鹿ヤロー、お前なんか大嫌いだ〜」でも「×●部長ふざけんな〜こんちくしょ〜。」でも「○△ちゃん、好きだ〜結婚してください〜。」でもなんでもいいぞ。浴場だから録画カメラもないし、人さえいなければ最高に気持ちいい温泉である。(笑)
  http://ashizuri.com/ 
 
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「岬付近の観光街や足摺スカイライン出口より県道を西に入ると集落の間に見えてくる」 
岬付近の観光街や足摺スカイライン出口より県道を西に入ると集落の間に見えてくる 
 
 
 
「正面玄関。最近、日帰り入浴にも対応できるようになった。」 
正面玄関。最近、日帰り入浴にも対応できるようになった。 
 
 
 
「もともと浴衣とタオル1本の宿泊客用なのでロッカーはない。貴重品はフロントへ入館時に預けておかないと、かなりの距離を歩いてもどらねばならないぞ。」 
もともと浴衣とタオル1本の宿泊客用なのでロッカーはない。貴重品はフロントへ入館時に預けておかないと、かなりの距離を歩いてもどらねばならないぞ。 
 
 
 
「内湯はほどほどに鄙びてよい感じである。」 
内湯はほどほどに鄙びてよい感じである。 
 
 
 
「露天は思いっきり太平洋。」 
露天は思いっきり太平洋。 
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